カテゴリ:国内旅行( 6 )

2011夏・南予の旅・内子町

f0102800_14392379.jpg2日目は内子町の散策です。山荘を出て1番に行ったのは道の駅内子フレッシュパークからりです。道の駅でたっぷり農産物を買い込んで向かったのは、内子の町並み。まずは内子座の見学から・・・。内子座の名前を聞いたことがありますが、目にしたのは初めてです。創建は大正5年、その後取り壊しの危機を逃れ、昭和60年から今に至っているそうです。
f0102800_14394113.jpg私はこのような古い芝居小屋を観たのは初めてです。舞台下の奈落には、回り舞台やせり上がりの装置もあり、興味深く拝見しました。昔の装置は、今でも使えるように少しずつ補修されていました。古いものを今風にアレンジすることなく、そのままの姿で現代の芸能を披露する。これが本当の意味の保存なんだと思いました。
f0102800_1440624.jpg内子座のチケットには他に2件見られるセットの件があったので、後の2件も見ることにしました。因みに内子座だけなら¥300、セットなら¥390です。
ここは商いと暮らしの博物館、江戸から続いた商家(薬屋)の大正時代の生活を見せてくれています。人物模型と台詞が流れ、ちょっとリアル過ぎる感じもありましたが、興味深いものでした。
f0102800_14402041.jpgこちらは暮らしの博物館の2階から見た、屋根が続く景色です。私は古い町並みの屋根の続く風景が何とも言えず好きなので、出会う度に思わずカメラを向けてしまいます。
余談ですが、倉敷にもこんな風景があります。次ページの中ほどに画像があります。小さな画像ですが、もしよかったら見てください。f0102800_14403622.jpg
暮らしの博物館を出て、しばらく歩くと八日市護国の町並みにでます。内子は蝋燭の原料の木蝋と生糸で栄えたところだそうです。この先には木蝋資料館 上芳我邸があります。
途中本芳我家住宅の辺り、ちょうどこの画像の場所で、急に雨が降ってきました。通り雨ですぐに止みましたが、知らないお宅の軒先をお借りしました。その間数分ですが、タイムスリップしたような感じがしました。
f0102800_14405944.jpg木蝋資料館 上芳我邸です。
木蝋とは、ハゼの実から作った和ロウソクの原料のことです。私は蜜蝋のことは知っていましたが、木蝋のことはここに来るまで知りませんでした。こうして旅をすると、知らないことに触れることができます。アラ還にして勉強不足の私、まだまだ知らないことがいっぱいあるのでしょうね。旅は少しだけ私を賢くしてくれます。
f0102800_14412275.jpg内子の市街地を離れ、北の方向へ少し山道を車で行くと、屋根付き橋の田丸橋があります。内子には何か所かこういう屋根付き橋があるようです。屋根の役目は、橋の腐食を防ぎ、かつて炭の生産が盛んだったころには、出荷の際の保管場所に利用されていたそうです。のどかな風景です。
最後に訪れたのは、泉谷の棚田です。以前但馬で棚田を見て以来、棚田の風景の魅力に惹かれるようになりました。宿で見た観光ガイドに内子にも棚田があることを知り、訪れました。
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棚田までの道は、運転が下手な者にはちょっと怖い狭い道がところどころにあります。こんな時は我が夫の運転技術に頼らざる負えません。山道ではスピード過剰になることはないので、ある意味安心です。但馬の時ほどではありませんが、結構スリルを感じながら到着しました。目の前には美しい緑の棚田の風景が広がっています。棚田を訪れる人の為に、パーキングスペースも整備されています。棚田を守るためのオーナー制度もあるようで、季節によっては沢山の人が訪れるのでしょうね。
日本の田舎風景、努力して守ってくれる人がいるから、私も触れることができます。のどかな田舎の景色を満喫させてもらった2日間でした。宇和島や内子の方々、ありがとうございました。
内子で出会ったおいしいものは本館ブログおいしいもの大好き♪に書いています。
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by nonohana33 | 2011-08-21 18:39 | 国内旅行

2011夏・南予の旅・宇和島

年に3回ほど夫の休みの時に、1泊で行かれるドライブ旅行をします。どこか行きたい場所がないときは、まず宿を予約。その場所の近隣で観光する場所を見つけます。今回の宿はじゃらんで見つけた“山荘 山岡”です。山荘山岡は、愛媛県喜多郡内子町にあります。内子は古い街並みが魅力的で、1日は内子の散策、もう1日は夫に任せました。
夫の選んだ場所は、宇和島にある遊子水荷浦の段々畑です。朝8時過ぎに倉敷の家を出発、途中サービスエリアや道の駅などで休憩を取りながら、到着したのが3時ごろだったでしょうか?宇和島は倉敷から結構遠いです。
さあ、見てください!これが国の重要文化的景観に選定されている“遊子水荷浦の段々畑”です。
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水荷浦の段々畑の始まりは江戸時代。明治から大正にかけて開墾が進み、昭和20年頃までジャガイモ栽培が盛んに行われたそうです。かつて30ヘクタール以上あった畑は、平成に入り2ヘクタールほどになり、今は保存会などの尽力で5ヘクタールになっています。
この季節、畑にはサツマイモが少しあるだけで、ほとんどは何も植わっていません。見えるのは地面だけで、草1本生えていません。先祖から頂いた大切な土地、草を生やさない努力が日々行われているそうです。草を生やさないのは、もう一つ理由があります。この畑では年に1回ジャガイモだけ栽培するそうです。ジャガイモはナス科の植物で連作障害が出ます。畑を休ませることで連作障害を防ぎ、草を生やさないことで畑の養分を保つそうです。幅50センチほどの狭い畑が続く段畑、土地に対する経緯にも似た愛着と努力が畑を守っていると感じました。
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段々畑の前に広がる宇和島海、いかだが浮かぶ風景は情感を覚えます。岡山県民の私たちは、海に浮かぶいかだを見ると、牡蠣いかだかと思いがちですが、宇和島のいかだは真珠でしょうか?それとも・・・

この段々畑へ来るまでの道のりは、そんなに簡単なことではありませんでした。何時ものおっとっとパワーが炸裂したのです。ここから先は私の愚痴です。怖いもの見たさで読みたい方は次のタイトルをクリックしてください。

おっとっとパワー
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by nonohana33 | 2011-08-20 17:59 | 国内旅行

2008GW、但馬~鳥取・村岡

初日後半は生憎の雨模様になってしまいましたが、翌朝起きると爽やかに晴れ渡っています。山の空気は本当に美味しい!
f0102800_13422221.jpg本日の予定はロッジかどまの周辺を少し楽しんで、日本海沿いを一路鳥取花回廊までドライブです。
村岡と言うところは自然がいっぱいで、美しい日本の原風景が幾つも残っています。私が一番行きたいのは日本の棚田百選の一つ「西ケ岡の棚田」。夫は日本の滝百選の一つ「猿尾滝」です。まずは、ロッジから近い猿尾滝に向かいます。
猿尾滝は高さ60メートル、景観が猿の尾に似ているところから猿尾滝と名付けられたそうです。
あまり訪れる人も無い山の中の静かな場所にひっそりと流れる滝。原風景とはこう言うものなんだとしみじみと滝の姿に見入りました。
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猿尾滝を後にして、目指すは西ケ岡の棚田です。ロッジで貰ったパンフレットには西ケ岡とだけ有り、詳しい場所は分かりません。ナビを頼りに走ると、地元の人だけ通るような狭い坂道に入りました。途中「西ケ岡」と小さな板に書いた看板らしき物を見ました。でもそこは異常に狭い山道。夫は「違うもっと奥だ!」と言って走り続けましたが、先はやはり山道。f0102800_13494067.jpg
もし違っていても引き返せないのではないかと思えたので、そこでターンしました。先程の木の看板があった山道ではないか?と言うことになり、無謀にもワゴン車で進みます。そうしたら、その後をもっと大きな高級車が続きます。目的は私達と同じ?「後を付いて来たって、知らないよ。私達だって間違っているのかも知れないんだから・・・。」スリル満点で行き着いたところには美しい棚田が眼前に広がっていました。そこには、私達と後続の車のご夫婦、お一人先に到着していた男性が一人、棚田の持ち主のお年寄りが数名いるだけ。田んぼは今当に田植えをしようとしているところ。こんな山の中だから、棚田があると言うことを実感しました。そこを大きな車で物見胡散に来る人を、嫌な顔一つせずに淡々と受け入れてくれる地元の人。少し申し訳ない気持ちと、良い風景を見せてもらった感謝の気持ちが入り混じって、しみじみと美しい日本を見せていただきました。山道を降りながら、「あのおじいさんとおばあさんが田んぼを作らなくなったら、あの棚田はどうなるんだろう?」と思いました。便利な世の中とは無縁に生活している人達が、美しい日本を守ってくれていることを肝に銘じながら、変わって行く世の中を止められないもどかしさを感じるわが身の小ささ。小さいことからこつこつと、さあ私は何をしたら良いのでしょう?
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by nonohana33 | 2008-06-02 14:24 | 国内旅行

2008GW、但馬~鳥取・但馬高原植物園

出石で皿そばを満喫し、いよいよ香美町村岡へ・・・。
朝からあまりご機嫌の良くない空、出石を出て暫く走り、山道に差し掛かるといよいよ雨模様になってきました。天候が良くないからと、このまま宿に入るわけには行きません。パンフレットを見ると、すぐ近くに但馬高原植物園があります。植物園のある瀞川平一帯は、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、兵庫県観光百選一位に選ばれているそうです。夫がその観光百選1位と言うのを理由に「植物園がいいんじゃあないか?」と言います。植物が好きな私が反対する由もありません。
f0102800_22111787.jpg雨のそぼ降る中、園内散策に出発します。スタッフの説明に寄ると、今の時期一押しは、1年に2週間だけ咲くというシラネアオイだそうです。ザゼンソウはもう終盤、「でもまだ見られますよ。」と、丁寧に教えてくれます。
撮影技術はもちろんですが、雨の中なので、画像が今一なのはご勘弁ください。^^;
ザゼンソウは本当に終盤を迎えていましたが、探すと結構残っています。

f0102800_2218185.jpg夫は初めて見たと言い張りますが、以前に岡山の森林公園で一緒に見たのになぁ・・・。暫くしたら、また初めて見たように言うのよね。^^;緑のザゼンソウは私も初めてです。
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一輪草                      二輪草
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シラネアオイ                   イカリソウ                 
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キバナイカリソウ                 ケマンソウ(タイツリソウ)
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f0102800_17471655.jpg湿地帯などの植物を楽しんだ後は、樹齢千年という和池の大桂に向かいます。夫は「ずいぶん遠いぞ・・・。」と桂を見に行くのに少々消極的でした。渓流にまたがった桂の大木の幹周りは16mあるそうです。桂は一里四方の水を集めると言われるのが納得できる光景です。
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この植物園は、日量5,000tの湧水と樹齢1,000年以上の大カツラの保護をテーマに開園されたとの事。大桂を見ずに帰るなど、考えられないことでした。
この植物園は、南の地方の植物の北限、北の地方の植物の南限、高山植物の低限、低地植物の高限、しかも湿地が多いという日本でも有数の植生豊かな地域の中にある自然植物園となっているそうです。園内には樹木、草花の自生植物約1,000種類と、それに類する300種類ほどの植物を見ることができるとか・・・。今度はこの植物園を訪れる為に、お天気の良い日にじっくり来たいと思います。
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by nonohana33 | 2008-05-19 18:06 | 国内旅行

2008GW、但馬~鳥取・出石

f0102800_11473057.jpgGWの終盤の5月5日、旅の始まりです。前夜夫が「明日は8時45分出発にしよう」と言います。何故8時45分かと言うと、ETCの早朝割引を利用するからだそうです。8時59分までに料金所を通過し、100キロ以内のところで降りればそこまでの料金が半額になります。ということで、8時30分頃自宅を出発しました。「なかなか順調ね~♪」と、気持ちよくドライブです。但馬方面に行くには、倉敷から山陽道を走り、姫路東インターでちょうど100キロ弱、そこで播但道に乗って和田山まで行きます。「じゃあ、姫路東で一度降りるの?」と私。「いや、播但道に乗ったら、料金所があるから、降りなくても大丈夫だ!」と夫。昨年、同じコースを通りましたが、料金所なんかあったっけ?と思い、夫に言いましたが、夫は私の言うことなんか論外と言う感じで、「絶対ある!」と言い切ります。GWの登り車線、Uターンで少し混んでいるかと思いましたが、割と順調に姫路の分岐点を通過。暫くすると、「あれっ?おかしいな?」と夫が言います。そう、以前あったはずの料金所が無くなって、高速から有料道路への乗換えがとてもスムーズになっているのです。結局、大急ぎで準備して出発したのに、早朝割引は適用されませんでした。「まあ、いいじゃないか。早く出てきたのだからゆっくりできる。」ですって・・・。何所まで行っても反省と言う文字は我が夫には無いようです。(サルでも反省するのに・・・。)
旅の最初の目的地は但馬の小京都、出石。立ち寄った目的の一番は皿そばです。おいしいもの大好き♪で出石そばのことはすでに紹介しました。上の画像は辰鼓楼です。明治4年(1871)に旧三の丸脇の櫓台に設置され、明治14年に大時計が取り付けられ、出石の時計台として親しまれているそうです。以前出石に来た時はもっと古めかしくて良い味を出していましたが、改修が行われて間が無いのでしょう、ちょっとピカピカしていました。
f0102800_13342445.jpg皿そば初体験後は出石の町をぶ~らぶら。家老屋敷のそばにジェラート屋さんがあったので、食後のデザート。そば味と黒豆ミルク味です。さっぱりと美味でありました。^^
家老屋敷を通り抜け、少し遠回りしてパーキングへ戻ります。出石は城下町、もう少し武家屋敷の跡など保存されているかと思いましたが、そういう雰囲気はあまりありません。明治に大火事があったそうで、古い町並みは残っていないのでしょうね。
出発は早かったのですが、途中インターチェンジの降り口と、出石の町で車を駐車するのに時間が掛かり、そこそこ良い時間になりました。次の目的地は、今夜の宿のすぐ近くにある「但馬高原植物園」です。
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by nonohana33 | 2008-05-15 13:53 | 国内旅行

2008GW、但馬~鳥取・ロッジかどま

f0102800_9451270.jpg今年のGW は但馬から鳥取へドライブ旅行でした。但馬は兵庫県の北部、門真市、豊岡市周辺の地域です。宿は美方郡香美町村岡と言う場所にある、ロッジかどまです。旅行をしようと思い立ったのはGW直前。なのに、幸運にも空き室の残っている貴重な宿を見つけました。山の中の宿で、雰囲気、価格、料理など、HPで見る限り不足無し。期待半分で行けば、文句も無いだろうと言うことで、ここに決定しました。f0102800_18402234.jpgところがこの宿、建物はきれいで清潔、スタッフの対応も◎、公共の宿でもチープな感じはしません。お部屋は和室、バストイレ付きで、普通の和風旅館と遜色有りません。何所が普通の宿と違うかと言うと、もちろんお部屋付きの仲居さんはいません。がお布団は夕食の間に敷いてくれてました。アメニティーグッズはタオルと歯ブラシセットのみ。お茶請けのお菓子も有りません。
食事は大広間でテーブルは宴会方式、お隣f0102800_1993635.jpgと同じ長机です。でも、大浴場は温泉で、とにかくお得なお値段、仲居さんに気遣うことも無く気楽です。
朝、何故か早く目が覚めてカーテンを開けると、棚田に朝日の当たる山の景色が眼前に広がります。朝靄で少しぼんやりした風景、冷たい山の空気、小鳥の声、山登りは嫌いでも山は好き!朝食を済ませて出掛ける準備をしていると、屋根の上から心地よい音が聞こえてきます。カリヨンの音色です。

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半ば期待しながら、期待しないように行った宿、期待以上だったかな?また違うシーズンにも訪れてみたい「ロッジかどま」でした♪

*こちらの宿、残念ながら2009年春に閉鎖されたそうです。いいお宿だったのに・・・。
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by nonohana33 | 2008-05-14 19:27 | 国内旅行